好きになったのは、全部きみだった

好きになったのは、全部きみだった

一週間で、嫌われて帰るはずだった。 孫の恋に張り切る祖父に押され、22歳の白川凪は南条司と暮らすことに。祖父をがっかりさせたくない凪は、わざと地味に装い、司のほうから断ってもらおうとする。けれど、一緒に食卓を囲み、他愛のない話をするうちに、帰る日が来るのが惜しくなっていく。 そんな恋の戸惑いを打ち明ける相手は、三年前からやり取りを続ける、顔も知らない友人。一方の司も、目の前の凪に心を許しながら、素顔を隠したレーサー・Suに惹かれていた。 同じ家で暮らしていても、まだ知らない互いの素顔。別々の名前で始まった想いが重なるとき、二人は気づく。 好きになったのは、いつも同じ人だった。
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